大学生の皆さんは、冬のインターンに参加したことはありますか?
特に冬のインターンは就活解禁前ということもあり、就活生向けのイメージがあるかもしれませんが、大学1、2年生や卒業予定の大学4年生も参加することができます!
冬のインターンは「ウィンターインターン」とも呼ばれますが、冬休み期間中にも開催されるので、冬休みを有効活用することができます。この時期にインターンに参加しておくと、春のインターンに向けた準備にもつながるでしょう。
そのような「ウィンターインターン」に参加するメリットを5点ご紹介しておきましょう。
- 夏や秋に募集がなかったインターンに参加できる可能性がある
- 冬休みを有効活用できる
- 春のインターン参加に向けて準備ができる
- 就職が決まった大学4年生も参加できる
- 就活生の場合、内定に直結する可能性がある
今回は、ウィンターインターンの特徴や参加メリット、ウィンターインターンのスケジュールなどについてご紹介します。
ウィンターインターンとは?
ウィンターインターンとは、主に12月~2月頃に開催されるインターンのことです。ここでは、ウィンターインターンの特徴や期間などについてご紹介します。
ウィンターインターンの特徴
12月、1月中に開催されるウィンターインターンは大学の授業期間中ということもあり、夏休みに開催されるサマーインターンと比べて応募する学生が少ないため、比較的競争率が低くなります。しかし、就活を見据えた大学3年生もたくさん応募してくることもあり、全体的にレベルが高くなります。必ずしも選考を突破できるとは限らないので、選考がある場合はきちんと対策をして臨みましょう。
また、大学の授業期間中にインターンに参加する場合、授業などとの両立が大変になることもあります。この時期はテストもあるでしょう。学生の本分は学業なので、授業がおろそかになって必要な単位を落としてしまわないように、スケジュール管理をしっかり行い、ご自身の無理のない範囲でインターンに参加してみてくださいね。
ウィンターインターンは大学の冬休み中にも開催されるので、インターンに参加することで大学の冬休みを有意義に過ごすことができそうですね。春のインターン参加に向けた準備にもなるので、ぜひ活用してみましょう。
これまでサマーインターンやオータムインターンに参加したことがある方も、まだインターン自体が未経験という方もぜひウィンターインターンに応募してみてくださいね。 また、新型コロナウィルスの影響もあり、ウィンターインターンをオンライン開催する企業も多くなっています。オンラインインターンについて知りたい方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。
ウィンターインターンの期間
企業によっても違ってきますが、ウィンターインターンの時期は企業の繁忙期であることが多く、大学の授業がある時期ということもあり、1dayや短期のインターンが多くなっています。
短期インターンだけではなく、通年で募集している3ヶ月以上の長期インターンもたくさんあるので、ご自身がインターンに参加したい目的や興味のある仕事などを考えた上で、どのくらいの期間のインターンに参加するか検討してみましょう。
大学1、2年生も参加できる?
ウィンターインターンは就活解禁時期に近いこともあり、就活生向けに開催されていると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、大学1、2年生の皆さんも参加することができます。
「大学1、2年生歓迎」「学年不問」というウィンターインターンもたくさんあるので、ご自身が興味のある業界・企業のインターンがあるかどうか探して応募してみてくださいね。
ウィンターインターンに参加するメリット
夏や秋に募集がなかったインターンに参加できる可能性がある
インターンの開催時期は業界や企業によって違ってくるため、サマーインターンやオータムインターンの時期には募集せず、ウィンターインターンの時期のみ募集する企業もあります。興味のある企業が夏や秋にインターンを募集していなかった場合でも、冬には募集している可能性があるので、求人サイトや企業ホームページなどをこまめにチェックしておくといいですね。
サマーインターンやオータムインターンに参加した方も、冬には違う企業がインターンを募集していることも多いので、就活生以外の大学1、2年生の方や卒業予定の4年生の方もぜひウィンターインターンの募集情報を確認してみてくださいね。
冬休みを有効活用できる
ウィンターインターンは大学の冬休み中に開催されるものもたくさんあるので、ぜひインターンに参加して冬休みを有効活用してみましょう。年末年始などもあり忙しい時期ですが、休みの期間中に無理のない範囲で1dayや短期のインターンなどに参加してみるといいですね。
春のインターン参加に向けて準備ができる
冬の時期に短期のインターンなどで企業の雰囲気や仕事内容について知っておくと、春にインターンに参加する時に向けての準備にもなります。
春休みはアルバイトやサークル活動など色々とやりたい事もあると思いますが、インターンに参加することで、企業のホームページなどからはわからない生の情報を得ることができます。春休みからの長期インターン参加を見据えて、冬休みのうちからインターン業務に慣れておくというのもよさそうですね。
春先の選択肢を広げる、チャレンジしたい分野を探すためにも、ウィンターインターンを積極活用してみましょう!
就職が決まった大学4年生も参加できる
インターンというと、大学4年生は参加できないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。インターンは卒業予定の大学4年生も参加することができます。
この時期にはすでに内定が出ている4年生も多いでしょう。他社に就職が決まっている学生をインターン生として受け入れている企業もたくさんあるので、求人サイトや大学のキャリアセンターなどでインターンを探してみてくださいね。ウィンターインターンに参加することで、卒業までの貴重な時間を有効活用することができるでしょう。
就活生の場合、内定に直結する可能性がある
就活解禁の3月に近いこともあり、この時期に優秀な学生を見つけて囲い込んでおきたいと考える企業が多くなってきます。そのため、インターンでの取り組みが評価された学生は、選考が一部免除されたり、早期に内定を獲得できる可能性もあります。
ウィンターインターンのスケジュール
ウィンターインターンのスケジュールについても確認しておきましょう。インターンの募集日程などは企業によって異なるので、必ず企業ホームページや求人サイトの情報も確認してみてくださいね。
募集・選考時期は9月末~11月頃
サマーインターンが終わる9月末~11月頃にウィンターインターンの募集や選考を行う企業が多くなっています。応募締切前に選考を始めてしまう企業もあるので、応募する企業が決まったら、なるべく早めに応募やエントリーをしておくことをお勧めします。
選考がある場合はES(エントリーシート)やWebテスト、面接などの対策をしっかりと行った上で本番に臨めるようにしましょう。
参加時期は12月~2月
ウィンターインターンの参加時期は、12月~2月頃のことが多くなっています。
企業によってインターンを実施する時期が違うで、参加する企業のウィンターインターンのスケジュールを確認しておきましょう。
ウィンターインターンには何社くらい参加すべき?
ウィンターインターンの参加目的により、何社くらいのインターンに参加すべきかが変わってきます。1dayや短期のインターンの場合は期間が短いため、できるだけ複数の企業のインターンに参加して比較検討してみるのもいいですね。
12月、1月は約2週間の冬休みもありますが、それ以外は大学の授業やテストなどで忙しい時期なので、ご自身が無理のない範囲でインターンに参加してみることをお勧めします。 3ヶ月以上の長期インターンに参加する場合は、1社に絞って実務を経験していく形になるでしょう。
オンラインで参加できるウィンターインターンの場合は、移動時間がかからないので、複数のインターンに参加しやすくなります。対面では参加しにくい遠方の企業のインターンにも参加が可能になるので、ぜひオンライン形式のウィンターインターンも活用してみてくださいね。
終わりに
今回は、ウィンターインターンの特徴や参加メリット、ウィンターインターンのスケジュールなどについてご紹介しました。
最後に、冬にインターンに参加するメリットをおさらいしておきましょう。
- 夏や秋に募集がなかったインターンに参加できる可能性がある
- 冬休みや春休みを有効活用できる
- 春のインターン参加に向けて準備ができる
- 就職が決まった大学4年生も参加できる
- 就活生の場合、内定に直結する可能性がある
ぜひウィンターインターンに参加して冬休みを有効活用し、実りの多い経験をしてみてくださいね。