理系の大学生こそインターンに参加しよう!特徴、参加できる職種をご紹介

理系の大学生の皆さんの中には、インターンに興味を持っている方も多いと思います。

ただ、特に理系の大学生は実習や研究などで忙しく、そもそもインターンに参加したほうがいいのかどうかで悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

今回はそんな理系の皆さんのために、理系のインターンの特徴や参加可能な職種などについてご紹介します。

目次

1.理系のインターンの特徴

理系のインターンには文系にはないメリットがあります。まず、推薦枠でインターンに参加できる可能性があります。選考がない場合も多いので、忙しい理系学生にとっては嬉しい話ですね。

1-1.推薦で参加できる可能性がある

理系の学生の場合、一般応募だけではなく大学や教授からの推薦でインターンに参加できる可能性があります。文系の学生の場合は一般応募から参加するのが普通なので、その点が理系の学生のメリットと言えるでしょう。

推薦の場合は、選考なしでインターンに参加できる事が多いので、忙しい理系学生にとってはありがたい話ですね。 インターンに興味のある方は、教授やキャリアセンターのスタッフに相談してみましょう。

1-2.理系学生限定のインターンがある

理系の学生は実習や研究で忙しいこともあり、文系の学生に比べてなかなか就活の準備ができないことも多いでしょう。そんな理系の学生限定のインターンを開催する企業があります。

理系学生限定のインターンの場合、開催時期をずらして行われることも多くなっています。 近年理系の学生を採用したいという企業が増えているので、興味のある方はぜひ応募してみましょう。

多忙な理系の学生の皆さんにとって、理系学生限定のインターンがあるのはありがたいですね。文系とは違った枠で応募できるので、忙しい方も諦めずに情報をチェックしてみましょう。

2.理系のインターンで参加できる職種

理系の職種には様々ありますが、例えばMR(医療情報担当者)のインターンでは、先輩社員と一緒に実務を経験させてもらえます。ネットや本からの情報と違い、現場でしか学べない事も多いので、貴重ですね。

2-1.SE(システムエンジニア)

SE(システムエンジニア)は、コンピューターシステムの構築をする職業です。プログラミングが中心となってくるエンジニアとは違い、システムの提案・設計・開発など様々な業務に関わります。

SEは理系の学生に人気の職種で、インターンに参加する人も多くなっています。インターンでは、SEに必要とされるマネジメント能力・開発能力・コミュニケーション能力を身につけることができます。

長期インターンの場合、実際にシステムの構築に携われることも多く、インターンを通じてスキルアップできる可能性もあります。

2-2.エンジニア

エンジニアは、プログラミングを使って物を作る職業です。エンジニアと言っても、先程ご紹介したSE(システムエンジニア)・インフラエンジニア・開発エンジニアなど様々な種類がありますが、いずれも人気のある職種です。エンジニアの需要は高く、インターンからそのまま採用される学生もいます。

インターンでは、実務に携わることによって専門的なスキルを習得することができます。プログラミング未経験でも参加できる企業もあるので、興味のある方は応募してみましょう。

2-3.MR(医療情報担当者)

MR(医療情報担当者)は、医薬品の安全性や有効性、品質について医療関係者に説明したり、医薬品を販売したりする職業です。専門的な知識の他にコミュニケーション能力も必要になってきます。

インターンでは、先輩と一緒に実際の仕事を経験させてもらえるので、業務の理解を深めることができます。

ただし、MRは理系の専門職ではないため、文系からも人気です。そのため、インターンの段階で倍率が高くなってくるので、興味のある方は早めに選考などの対策をしておきましょう。

2-4.コンサル

コンサルは、相談を受けたクライアントの持つ課題を見つけ、分析して解決策を提案する職業です。

理系学生が得意な論理的思考力やデータ分析力といったスキルが求められるので、理系の学生の特技を活かせる仕事と言えます。

インターンは、会議で使う議事録や資料を作成したり、ワーク形式で実際の業務を学んだりなどと様々な形態があります。

2-5.研究職

研究職は、新しい発見を求めて様々な研究を続けていく職業です。

インターンでは、研究室や研究者の様子を見せてもらえる可能性があります。研究室の様子は普段はなかなか見ることができないので、非常に貴重な機会です。

インターンは大学1年生からも参加できるので、自分の専門分野の研究を深めたい方は早いうちに参加してみるといいいですね。

2-6.データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータなどから必要な情報を収集・分析し、ビジネスの場に活用できる知見を引き出す仕事です。企業では、これらの知見をもとにしてマーケティングの戦略を立て、自社の営業方針を決定していきます。

インターンでは、実際に生のデータを使用し傾向を把握、マーケティングの戦略の立案をするなどの内容が多くなっています。

特に研究職のインターンでは、なかなか見られない研究の現場を見られるのはいいですね。インターンがあることを知らずに機会を逃している方もいらっしゃるかもしれません。 ぜひ貴重な機会なので、研究職に興味がある方は特にインターンへの参加をお勧めします。

3.理系の学生も文系の職種でインターンに参加している?

理系の学生の皆さんの中には、理系の知識が必要ない仕事をしたいという方もいらっしゃるでしょう。

実際に、以前は文系の学生の志望が多かったコンサルや金融といった業界に就職する理系の学生も増えてきています。近年、多くの業界で理系学生の需要が高くなっているため、理系職以外でも理系学生を積極的に採用する動きもあります。

理系の学生も文系のインターンに参加できるので、文系の職種に興味のある方は、文系の職種のインターンに参加してみましょう。 文系のインターンでは、営業やコンサルといった専攻外の業種の業務を経験できるので、新しい発見もあり、就職先の選択肢の幅が広がる可能性もあるでしょう。

4.理系の大学院生もインターンに参加すべき?

理系の大学院生の経歴は学部生に比べると就活に有利な事もあり、特に何もしなくても何とかなると思っている方も多いかもしれません。

しかし、もちろん自動的に就職先が決まるわけでなく、中にはなかなか就職が決まらない大学院生もいます。そうならないためにも早めの対策が必要です。

進学を希望しない大学院生の場合、修士課程1年生から就活が始まります。

研究などとの両立は大変かもしれませんが、できれば1年生の夏からインターンに参加する事をお勧めします。 インターンからそのまま採用に繋がるなどメリットも沢山あるので、早めに情報収集をしてインターンに応募してみましょう。

終わりに

今回は、理系の大学生向けのインターンについてご紹介しました。

インターンには大学1年生からでも参加できるので、比較的時間のあるうちに参加してみるのもいいですね。もしこの記事を読んで少しでもインターンに興味を持った理系の方は、ぜひ応募してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、都銀での勤務を経験。
結婚後、福井県に移住し、現在はライティング・校正の仕事に従事。
これまで海外留学・インターン・企業研究・皇室関連記事の執筆や
企業HPなどの校正業務を経験。 「インターンバンク」の記事を通じて、
大学生の皆さんの職業選びのお手伝いができれば幸いです。

目次
閉じる