海外インターンシップ費用は節約できる!5つの方法をご紹介

海外インターンシップに興味がある皆さんの中には、「一体どのくらいの費用が必要なのか?」「具体的にどのような費用が発生するのか?」などと気になる方も多いと思います。

海外インターンシップに参加するためにはある程度まとまった費用が必要になりますが、節約できることをご存じでしょうか?

まずは海外インターンシップの費用を節約する5つの方法をご紹介します。

1. 有給のインターンシップに参加する

2. エージェントを利用しない

3. 海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを作る

4. 物価の安い東南アジアなどを選ぶ

5. オンラインで参加する

今回は、海外インターンシップに必要な費用の種類や費用の節約方法などについて詳しくご紹介します。

目次

海外インターンシップに必要な費用について

海外インターンシップに必要な費用は、参加するプログラムや渡航先の国や都市、渡航時期や滞在期間、報酬の有無などによっても変わってきますが、どうしても一定の費用は必要になります。あらかじめまとまった費用を準備しておくと安心です。

中には語学留学とセットで海外インターンシップに参加する方もいらっしゃるでしょう。必要な費用の種類は留学と海外インターンシップではほとんど同じですが、留学の場合は授業料や学校の教材費も別に必要になります。

また、海外インターンシップとワーキングホリデーの違いについて知りたい方もいらっしゃると思うので、両者の違いについてもご説明します。

ワーキングホリデーとは、海外に長期滞在することができる滞在ビザの制度で、協定国との間で利用できます。滞在中に就く仕事内容の多くはレストランなどでの接客やアルバイトです。

一方、海外インターンシップは、海外に滞在しながら企業などで就業体験をすることです。

ワーキングホリデーは滞在ビザの制度なので、ワーキングホリデーを利用して語学の勉強やアルバイト、インターンシップへの参加も可能です。 ワーキングホリデーに必要な費用の種類も海外インターンシップの場合とほとんど同じですが、滞在中に語学学校に通う場合には、授業料や学校の教材費が別に必要になります。

海外インターンシップに必要な費用の種類

海外インターンシップに参加するにあたり、具体的にどのような費用が発生するのかご存じない方も多いと思います。ここでは実際にどういう費用が必要なのか詳しくご紹介します。

インターンシップ申込金・プログラム費用

海外インターンシップに参加する際にエージェント(仲介業者)を利用した場合、インターンシップ先の企業とのやり取りや諸手続きなどを依頼することになります。

まずインターンシップ申込金とは、参加者の経歴書の添削や英語のレベルチェックといったサポートをお願いするのに支払う費用のことです。

また、プログラム費用とは、インターンシップ先の企業のマッチングや応募の手続き、企業との交渉、受け入れ証明書の発行、渡航前のオリエンテーションなどの準備のために支払う費用のことです。

こうした事をご自身で行うのは大変なので、エージェントを利用するのも一つの方法です。

渡航費

海外に行く際には飛行機に乗るため、必ず渡航費が必要になってきます。渡航先の国や都市、時期によっても値段が変わってくるので、必ず事前に調べて予約するようにしましょう。

海外旅行傷害保険

渡航先で病気になったり怪我をする可能性もゼロではないので、海外旅行傷害保険には必ず加入しておきましょう。万が一加入していなかった場合には、膨大な医療費がかかる恐れがあるからです。保険会社によっても内容や費用が変わってくるので、きちんと調べて加入しておきましょう。

パスポート・ビザ申請費用

海外インターンシップに参加する際にはパスポートとビザ申請費用が必要になります。パスポートを持っていない方は早めに申請しましょう。その際には手数料が発生します。

ビザの場合、種類によって値段が変わってくるので、渡航先の国で必要なビザを確認して申請しましょう。

現地滞在費

渡航先では、現地滞在費(食費・家賃・交通費・娯楽費・通信費など)が発生します。 国によって物価が違ってきますが、ある程度の出費がかかることを予想して資金を準備しておきましょう。

インターンシップ先が海外ということもあり、このように様々な費用が発生することがわかりましたね。ただし、この中には節約できる費用もあるので、後ほど詳しくご紹介します。

オンラインの場合の費用

新型コロナウィルスの世界的な流行で以前より海外渡航が難しくなっていますが、オンラインで海外インターンシップに参加することも可能です。

オンラインの場合、渡航費や保険料、ビザ申請費用、現地滞在費などは必要ありません。

エージェントを利用した場合は先述したようなインターンシップ申込金・プログラム費用などは発生しますが、現地でのインターンシップよりもはるかに安い費用で参加できます。興味のある方はぜひ視野に入れてみてくださいね。

海外インターンシップの費用の節約方法

冒頭でご紹介した、海外インターンシップの費用の節約方法について詳しくご紹介します。どれか一つでも取り入れていただくと出費を抑えることができるので、ご自身に合った節約方法を見つけてみてくださいね。

有給のインターンシップに参加する

有給のインターンシップの場合、生活費の一部は報酬でまかなえるため、無給の海外インターンシップに比べて支出を減らすことができます。可能な方はぜひ有給のインターンシップに挑戦してみましょう。

有給の海外インターンシップについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。

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エージェントを利用しない

エージェントを利用した場合、インターンシップ先の決定や適性検査の受験、渡航先の受け入れ企業との面談など様々な事をやってもらえます。楽で安心な面もありますが、その分最低でも10万円以上の費用がかかります。

一方で、ご自身で求人サイトやGoogleなどを使ってインターンシップを探す場合にはエージェントに支払う費用がなくなるので、大幅な節約になります。

他にも、長期の海外インターンシップ経験者に紹介してもらうという方法もあります。もしも周りに経験者がいたら、聞いてみるといいですね。

エージェントを利用しない場合には、ご自身で様々な準備や手続きをするという手間が発生しますが、費用を抑えたい方は挑戦してみましょう。

海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを作る

海外インターンシップに必須の保険ですが、保険会社のサービスを利用するよりも海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを作る方が費用を抑えることができます。

ただし、クレジットカードによって付帯条件や補償内容などが変わってくるため、加入するクレジットカードの保険の付帯条件をしっかり確認しておきましょう。

物価の安い東南アジアなどを選ぶ

アメリカやカナダなどの主要英語圏に比べて、シンガポール・フィリピン・カンボジア・ベトナムといった東南アジア諸国は地理的にも近く、物価も安いため、渡航費や現地滞在費などの出費を抑えることが可能です。

東南アジアでのインターンシップの場合、実務を経験させてもらえることが多いので、スキルアップに繋がりやすいのが特徴です。成長が著しい東南アジアでのビジネスの経験は大変貴重であり、さらにコストも抑えつつ参加できるので、興味のある方はぜひ挑戦してみましょう。

オンラインで参加する

オンラインの海外インターンシップの場合、自宅にいながら海外の機関で就業体験をすることが可能です。渡航費や現地滞在費などが必要ない分、大幅にコストを削減できます。

現在、世界的にリモートワークやオンラインミーティングが普及してきていることもあり、オンラインで学べる事や実践できる業務も増えてきています。

オンラインの場合、大学の授業やサークル活動などとの両立もしやすいので、ぜひオンラインでの海外インターンシップへの参加も視野に入れてみましょう。

終わりに

今回は、海外インターンシップに必要な費用の種類や費用の節約方法などについて詳しくご紹介しました。

最後に、海外インターンシップの費用を節約する5つの方法についておさらいしておきましょう。

1. 有給のインターンシップに参加する

2. エージェントを利用しない

3. 海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを作る

4. 物価の安い東南アジアなどを選ぶ

5. オンラインで参加する

インターンシップは大学1年生から参加できます。 もしこの記事を読んで少しでも海外インターンシップに興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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この記事を書いた人

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、都銀での勤務を経験。
結婚後、福井県に移住し、現在はライティング・校正の仕事に従事。
これまで海外留学・インターン・企業研究・皇室関連記事の執筆や
企業HPなどの校正業務を経験。 「インターンバンク」の記事を通じて、
大学生の皆さんの職業選びのお手伝いができれば幸いです。

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