インターンの説明会では質問すべき?良い質問例や質問時のマナーなどもご紹介

大学生の皆さんはインターンの説明会に参加したことがありますか?

インターンの説明会では質問する時間が設けられていることが多いですが、「そもそも質問をしたほうがいいのか?」「質問したいが、何を聞いたらいいかわからない」などと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。今回は、そもそもインターンの説明会とはどういうものか、インターンの説明会では質問すべきかどうか、どんな事を質問したらいいか、避けたほうがいい質問、質問する時のマナーなどについてご紹介します。

目次

インターンの説明会とはどういうもの?

インターンの説明会と聞いても、具体的にどのようなものか知らないという方もいらっしゃるでしょう。

インターンの説明会とは、企業がインターンのプログラムの詳細や開催日程、選考方法などに加えて、自社の業務内容や経営理念、特徴や強みなどを学生に説明するものです。

インターンの説明会には、複数の企業が集まって行う「合同説明会」1社のみで行う「個別説明会」の大きく2種類あります。

一度に複数の企業のインターンについて知りたい方は「合同説明会」に、志望する企業が決まっているという方は「個別説明会」に参加してみるといいでしょう。

インターンの説明会の内容

企業の事業内容や経営理念などの説明

先述のように、インターンの説明会では、インターンに関する情報だけでなく、企業の事業内容や経営理念などに関する説明があることが多いです。

企業に関する説明は業界・企業研究の一環としても有意義な情報になり、後々の就活にも役立つので、メモを取りながらしっかり聞いておきましょう。

インターンについての詳しい説明

インターンについての説明では、インターンの詳しい内容や開催日程、選考方法、エントリー期限などについての話があります。ここで参加してみたいインターンについて詳しく知ることができるので、参加するかどうかの決め手にもなるでしょう。

質疑応答

インターンの説明会では、最後の方に質疑応答の時間が用意されていることが多いです。説明を聞いて疑問に思ったことや、事前に準備していた質問事項などを聞いておきましょう。

インターンの説明会に参加するメリット

インターンの説明会に参加するメリットとして、まず企業についての理解が深まることが挙げられます。インターンの説明会では、企業ホームページやパンフレットなどに載っていない情報を得られる可能性が高いです。企業によっては社員と直接話す機会もあるので、企業の雰囲気などを知ることもできます。企業研究にもつながるため、後々の就活にも役立つでしょう。

インターンについても詳しい説明があるので、業務内容などをきちんと理解した上で参加するかどうかを決めることができます。参加後に「思っていたインターン内容と違う」「企業の雰囲気が合わない」などというミスマッチも防ぐことができるでしょう。また、インターンの説明会に参加することで、企業側に熱意や志望度の高さを伝えることができるのもメリットです。質疑応答の時間に疑問点を社員に直接聞けるチャンスでもあります。

インターンの説明会では質問すべき?

インターンの説明会の質疑応答の時間には質問したほうがいいのでしょうか?

「たくさんの学生がいる中で質問しづらい」「質問するのが恥ずかしい」という方もいら

っしゃるかもしれません。

結論から申し上げると、質疑応答の時間には積極的に質問することをお勧めします。企業ホームページやパンフレットなどに載っていない生の情報を得ることができますし、調べてもわからなかった事を直接聞けるチャンスでもあります。

ただし、やみくもに質問すればいいというわけではなく、質問内容をしっかり考える必要があります。誰でも思いつくような質問ではなく、特に他の学生とは違った視点からの質問は好印象を残せるでしょう。

当日、的確な質問をするためにも、説明会の前に企業の事業内容や取り扱っている商品やサービス、IR情報、インターンの事などについて調べておき、疑問点や詳しく知りたい事などを見つけておきましょう。

質問をするのが苦手だという方もいらっしゃると思いますが、質問することによってご自身の熱意を伝えることができますし、場合によっては採用担当者に良い印象を与えたり、顔と名前を覚えてもらえることもあります。好印象を残せる質問をすることでインターンの選考に有利になる場合もあるので、せっかくのチャンスは活かしたいですね。

どんな事を質問したらいい?

いざ質問をしようと思っても「こんな事を質問していいのか?」「どんな事を質問したら好印象を残せるのか?」などと悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

インターンの説明会では、できるだけ企業側に好印象を持ってもらえるような質問をしたいですね。

以下、良い質問例についてご紹介します。質問をする際の参考にしてくださいね。

良い質問例

・どのような人と一緒に仕事したいですか?

・なぜ御社に就職しようと思ったのですか?

・御社の社風や雰囲気はどのような感じですか?

・どのような社員が活躍していますか?

・部署間での交流はどの程度ありますか?

・仕事をしていてどんな時にやりがいを感じますか?

・現在の目標を教えてください。

・一日の具体的な仕事のスケジュールについて教えてください。

・学生のうちにやっておいたほうがいいことは何ですか?

・入社までに身に付けておいたほうがいいスキルなどはありますか?

・インターンにはどのような学生が参加し、活躍していますか?

・インターンではどのような人物が活躍できますか?

・インターンの前に準備しておいた方がいいことについて教えてください

質問しないほうがいいことは?

インターンの説明会では積極的に質問することをお勧めしますが、せっかく質問をしても、かえって企業側にマイナスの印象を与えてしまうようなものもあるので、注意しましょう。

 以下のような質問は避けることをお勧めします。

 ・調べればすぐにわかるようなこと

・説明会で既に解説されたこと

・企業の福利厚生

・残業や休日出勤の頻度

・離職率

・インターンの詳しい選考方法や選考基準について

・インターンが本採用に関係するかどうか

質問する時のマナー

最後に、インターンの説明会で質問する時のマナーについても知っておきましょう。

せっかく優秀な内容の質問をしても、マナーが悪いとかえってマイナスの印象を与えてしまうこともあります。

インターンの説明会だけでなく、企業説明会などで質問する時にも共通するマナーなので、覚えておいてくださいね。

大学名と名前を述べる

質問する前に、立ち上がってご自身の大学名と名前を述べるようにしましょう。質疑応答の時間は限られているので、学部学科名やその他の自己紹介をする必要はありません。 

大きな声で簡潔に質問する

質問する際には大きな声で簡潔に質問しましょう。小さい声だと周りの人が聞き取れないため、皆が聞こえるように大きな声で話すことが大切です。

また、他にも質問したい学生がいることを考え、質問内容は簡潔にまとめて言うことも大事です。

調べればわかるような事を質問しない

企業ホームページやパンフレットに書かれている事など、調べればすぐにわかるような質問をしないこともマナーの一つです。そのような質問をすることで、企業側に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。

説明会の場で企業やインターンについて詳しく知りたいと考えている方もいらっしゃると思いますが、調べられる事はできるだけ調べた上で参加するようにしましょう。

回答をいただいたら、きちんとお礼を言う

社員の方から質問内容に対する回答をいただいたら、必ず「ありがとうございます。」ときちんとお礼を言って着席するようにしましょう。お礼を言うのは当たり前の事ですが、意識していないとうっかり言い忘れてしまうこともあるかもしれません。お礼を言うことは社会人になってからも必須のマナーなので、今のうちから習慣にできるといいですね。

まとめ

今回は、そもそもインターンの説明会とはどういうものか、インターンの説明会では質問すべきかどうか、どんな事を質問したらいいか、避けたほうがいい質問、質問する時のマナーなどについてご紹介しました。

インターンの説明会の質疑応答の時間には積極的に質問しましょう。質問することによってご自身の熱意を伝えられるだけでなく、場合によっては採用担当者に良い印象を与えたり、顔と名前を覚えてもらえることもあります。

ただし、やみくもに質問すればいいというわけでなく、質問内容によってはマイナスの印象を与えてしまうので注意してくださいね。

当日、好印象を残せるような質問をするためにも、事前に企業の事業内容や取り扱っている商品やサービス、IR情報やインターンの事などについて調べておき、疑問点や詳しく知りたい事などを見つけておきましょう。

また、質問をする際のマナーも大切です。質問する前に大学名と名前を述べる、質問する際には大きな声で簡潔に質問する、調べればすぐにわかるような質問をしない、回答をいただいたらきちんとお礼を言うなどの基本的なマナーを覚えておきましょう。

今回の記事を参考に、インターンの説明会で積極的に質問をしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、都銀での勤務を経験。
結婚後、福井県に移住し、現在はライティング・校正の仕事に従事。
これまで海外留学・インターン・企業研究・皇室関連記事の執筆や
企業HPなどの校正業務を経験。 「インターンバンク」の記事を通じて、
大学生の皆さんの職業選びのお手伝いができれば幸いです。

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