男性も活躍中の化粧品会社でインターンをしてみよう!特徴や仕事内容など

大学生の皆さんの中には、化粧品会社のお仕事に興味を持っている方も多いと思います。化粧品というと女性のイメージが強いかもしれませんが、男女問わず活躍できる業界です。

今回は、そんな化粧品会社のインターンの特徴や仕事内容などについて詳しくご紹介していきます。

目次

化粧品業界が求める人物像

インターンに応募する前に、求められている人物像について知っておくことは大切です。ここでは化粧品業界全体が求めている人物像についてご紹介します。 求めている人物像は企業によっても違ってくるので、志望先の企業のホームページなどで必ず確認しておきましょう。

化粧品や美容に興味がある人

化粧品業界の仕事は化粧品や美容に関わるので、まずは化粧品や美容に興味がある人が求められます。

化粧品にも美容にも興味がないと、仕事に対するモチベーションもわきにくく、ミスマッチが生じる可能性もあります。

そのため、少しでも化粧品や美容に対して興味があることが大切になってきます。

責任感を持って仕事に取り組める人

化粧品は肌に直接塗ることが多いため、まずは安全安心に使用できることが大切です。もしも商品に欠陥や不良が見つかった場合、会社の信用を失ってしまいます。

化粧品会社にとって商品の信用はとても大切なので、どのような状況でも責任感を持って仕事に取り組める人が求められます。

コミュニケーション能力が高い人

化粧品業界では、コミュニケーション能力が高い人も求められています。消費者が何を求めているかを把握する事が大切なので、特に消費者の求めるものをうまく引き出せる聞き上手な人が重宝されます。

また、営業部門や技術部門など部門間で連携する必要があるため、その点でもコミュニケーション能力は欠かせないスキルといえます。

語学力が高い人

化粧品業界では、語学力も求められる機会が多くなっています。

商品を販売する際にも外国からのお客様への応対には英語が必須です。

海外のメーカーとのやり取りや海外出張の機会などもありうるので、英語ができるに越したことはありません。既に語学力が高い人は有利になるでしょう。まだ語学力に自信がない方も少しずつ勉強してみることをお勧めします。

求められている人物像について知っておくと、ES(エントリーシート)や面接で志望動機や自己PRなどを伝える際にも役に立ちそうですね。

化粧品会社のインターンの特徴

大手の化粧品会社のインターンは短期の業務体験型が多く、業務内容や会社の雰囲気を知ることができるので、就活生にお勧めです。

中小の化粧品会社のインターンは長期の実践型が多いため、大学1年生から参加しやすくなっています。

職種別の募集が多いため、男女文理問わず参加しやすい

特に大手の化粧品会社では職種や部門別でインターンの募集をしているところが多いので、男女や文系理系問わず参加しやすいでしょう。

販売職などでは女性社員が多めですが、技術職や営業職などでは男性社員もたくさん活躍しています。男女問わず、興味のある職種のインターンに応募してみてくださいね。

大手企業のインターンは短期の業務体験型が多いため、就活生にお勧め

特に資生堂や花王といった大手企業では、営業体験や企画の立案といった形で短期の業務体験型のインターンを実施することが多くなっています。

実際の業務に携わることはできませんが、業務内容や会社の雰囲気を知ることができるので、就活生にお勧めです。

中小企業のインターンは長期の実践型が多いため、大学1年生から参加しやすい

中小企業の場合、長期インターンが多くなっています。長期インターンでは社員と一緒に企業の業務に携わることができるので、就活にも役立つスキルやビジネスマナーを身につけることも可能です。

長期インターンの場合、一年を通して募集しているので、大学1年生から参加しやすくなっています。

大手の化粧品会社だけでなく、小規模の会社の長期インターンに参加してみるのもいいですね。

長期インターンの経験は他業種の企業に就職した場合にも活かせるので、良い経験になるでしょう。

化粧品会社のインターンの仕事内容

化粧品会社のインターンの場合、商品企画・営業・研究開発・販売職といった職種や部門別の募集が多い傾向があります。それぞれについて詳しくご紹介します。

商品企画

商品企画部門では、新商品の企画やマーケティング、パッケージデザインといった業務を行います。市場調査や情報調査を行い、消費者が求めているものを把握することも大切な仕事です。

短期インターンの場合、グループワーク形式での商品の企画立案、商品開発のシミュレートなどが主流です。

長期インターンの場合は、社員と一緒に商品企画や商品開発、販売促進などの業務を経験できることが多くなっています。

営業

営業部門では、自社で扱う商品を置いてもらうために、得意先の百貨店や量販店、スーパー、ドラッグストアなどに価格交渉などを働きかけたり、販売する商品を決定するといった業務を行います。

また、店舗の美容部員の教育や売り上げの管理も仕事です。

短期インターンの場合、仕事内容の紹介やグループワーク形式の仕事体験などが主流です。

長期インターンの場合は、社員と一緒に営業現場に同行して実際の営業活動を経験できることが多くなっています。

研究開発

研究開発職は、研究や実験をしながら新商品の開発や新しい技術の探求を行う仕事で、理系の人が活躍できる部門です。理系学部の学生のみを対象としている企業もあります。

研究開発職のインターンは短期のものが主流で、内容は化粧品の研究の説明や業務紹介、商品開発の体験、工場実習などです。

販売職

販売職は、デパートやスーパー、ドラッグストアなどの店頭で商品の紹介・販売、メイクアップやカウンセリングなどをする仕事で、「ビューティーコンサルタント」や「美容部員」などとも呼ばれます。

販売職のインターンは1日のものが多く、内容はロールプレイングや商品プレゼンテーション、肌カウンセリングトレーニングなどです。

職種によってインターンの内容はかなり違ってきますね。ぜひ興味のある職種のインターンに応募してみてくださいね。

短期か長期かによるインターンの違い

化粧品会社のインターンの仕事内容は、短期インターンか長期インターンかによっても変わってきます。

短期の場合は商品企画のグループワークや販売職の仕事体験などが多く、長期の場合は商品企画や営業などの実践的な業務に携われることが多いです。

短期の場合

特に大手の化粧品会社の場合、短期インターンが主流です。

内容は商品企画のグループワーク、販売職の仕事体験など職種や部門によって様々です。

短期インターンは大学3年生の夏と冬に開催されることが多いので、興味のある方は応募してみてくださいね。

長期の場合

小規模の企業の場合、長期インターンに参加できることが多くなっています。

長期インターンでは、現場の社員と一緒に商品企画や営業といった実践的な業務に携わることができます。

長期インターンの場合、実際の業務を経験できるので、より化粧品業界や仕事内容への理解が深まりそうですね。余裕のある方はぜひ長期インターンにも挑戦してみることをお勧めします。

長期インターンは大学1年生から参加できるので、少しでも興味のある方はぜひ応募してみてくださいね。

以上のように期間によっても仕事内容が変わってきます。仕事体験か実務経験か、どちらをやってみたいかによってインターンを選んでみるといいですね。

化粧品会社のインターンの選考方法

化粧品会社のインターンに参加するためには、選考を突破する必要があります。特に資生堂や花王といった大手の化粧品会社のインターンの倍率は大変高く、狭き門といえます。

化粧品会社の場合、選考方法はwebテストや書類選考、面接、動画選考など会社によって様々です。

同じ会社でも部門によって選考方法が異なる場合があるので、それぞれに応じた対策が必要になってきます。詳しい選考方法については会社のホームページなどで必ず確認しておきましょう。

終わりに

今回は、化粧品会社のインターンの特徴や仕事内容などについて紹介させていただきました。

女性のイメージが強い化粧品会社ですが、男女問わず活躍できます!

もし少しでも化粧品業界に興味を持っている方は、ぜひインターンに参加して色々経験してみてくださいね。

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この記事を書いた人

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、都銀での勤務を経験。
結婚後、福井県に移住し、現在はライティング・校正の仕事に従事。
これまで海外留学・インターン・企業研究・皇室関連記事の執筆や
企業HPなどの校正業務を経験。 「インターンバンク」の記事を通じて、
大学生の皆さんの職業選びのお手伝いができれば幸いです。

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