既卒者こそインターンに応募してみよう!参加メリットと注意点

既卒者の皆さんの中には、インターンに興味を持っている方も多いと思います。例えば就職浪人されている方やアルバイトで生計を立てている方などで、インターンに応募されている方は一定数いらっしゃいます。

今回はそんな既卒者の皆さんのために、インターンに参加するメリットや各種注意点などについてご紹介します。

目次

1.既卒者もインターンに応募できるのか?

既卒になるとインターンに応募できないと思っている方もいらっしゃるでしょう。既卒者向けのインターンの募集をしている企業もたくさんあるので、応募することは可能です。

ただし、年齢を重ねるほど不利になってくるので、インターンに興味のある方はなるべく早いうちに挑戦するようにしましょう。

卒業後3年以内なら新卒扱いしてもらえる可能性もあるので、できればその時期にインターンに参加できるといいですね。

2.既卒者がインターンに参加するメリット

既卒者がインターンに参加すると、卒業後の空白期間の実績作りにつながるなど様々なメリットがあります。

空白期間をどうやって過ごそうか悩んでいる方も多いかと思います。インターンへの参加は就活の面接の自己PRにもつながる可能性があるので、ぜひインターンへの参加も考えてみましょう。

2-1.卒業後の空白期間の実績作りにつながる

既卒者の場合、卒業した後の空白期間に何をしていたかが大切になってきます。就活の面接でも聞かれる可能性が高いので、その時期のインターンへの挑戦は良い時間の使い方といえるでしょう。

2-2.就活の面接の際に自己PRの材料になる

インターンの経験は面接の際の自己PRの良い材料にもなります。 ただし、目的もなくインターンに参加するのでは自己PRのネタは作れません。きちんと目的を持って参加し、面接でPRできるような実績を作れるように頑張りましょう。

2-3.社会人としてのスキルや経験を得られる

インターンでの実務を通して、社会人としてのスキルや経験を得ることができます。インターンの経験を通じて入社までに必要な知識もわかってくるので、就活に向けて対策も立てやすくなるでしょう。

2-4.正社員として採用される可能性がある

特に長期インターンの場合、能力の高い人はそのまま採用される可能性もあります。

インターンの期間中一緒に仕事をしていると、個人の人柄やスキルなどがわかってきます。企業側も仕事を任せられる優秀な人材を探しているため、インターンを通じて実績のある人を採用することが確実だと考えます。

インターンに参加する場合は、採用されるチャンスがあることも踏まえて一生懸命に取り組みましょう。

2-5.就職後のミスマッチの防止につながる

インターンを経験する中で、思っていた仕事のイメージと違ったということもあるかもしれません。仕事内容が合っているかどうかは実際に業務に携わってみないとわからないことも多いです。

インターンに参加することでミスマッチを防げれば、就職してから後悔したり転職したりする必要もなくなります。インターンを通じて適性を見極めるのも大事ですね。

以上のように、既卒者がインターンに参加することで様々なメリットがあります。参加を迷っている方もぜひチャレンジしてみてくださいね。

3.既卒者がインターンを選ぶ際の注意点

せっかくインターンに挑戦するなら、少しでも就活にプラスになるものを選びたいですよね。中にはインターンという名のアルバイトだったというものもあるので、選ぶ時には注意が必要です。

3-1.就活の選考過程にインターンが含まれている企業を選ぶ

企業によっては、選考過程に数日間のインターンが含まれている場合があります。参加しないと採用されないため、インターンへの参加が必須になります。せっかくインターンに参加するなら、なるべく内定に繋がるものを選びましょう。

3-2.事前にインターンの仕事内容を確認する

中には補助金目的や安い労働力獲得のためにインターンを募集している企業もあります。

インターンという名のアルバイトだったという場合もあります。

補助金目的でインターンを募集している企業の場合、内容がきちんとしたものなら大丈夫ですが、中にはアルバイトのような内容で補助金を受け取っている悪質な企業もあります。

もしそういった企業のインターンに参加しても内定には繋がらず、スキルも身につかず、ただ貴重な時間を失っただけという結果にもなりかねません。インターンを選ぶ際には事前にきちんと仕事内容を確認しておきましょう。

インターンの募集要項を見ても詳しい仕事内容がわからない場合は、企業に直接問い合わせてみることをお勧めします。

せっかくの貴重な時間を使うのですから、より実りの多いインターンに参加したいですね。

参加を考えている方は色々な情報を調べて、就活にもプラスになるインターンを探してみてくださいね。

4.既卒者がインターンに参加する際の注意点

最後に、既卒者がインターンに参加する際の注意点についてお伝えします。

特に既卒者の方にとってはこの時期の時間は大変貴重なので、就活とうまくバランスを取りつつ、無理のない範囲でインターンに挑戦してみましょう。

4-1.就活とのスケジュール調整をうまくする

就活と並行してインターンに参加することになるので、就活とのスケジュール調整が欠かせません。この時期はどんどん面接を受けに行くことも大事なので、あくまで就活をメインにインターンにも挑戦してみましょう。

4-2.インターンに時間を使い過ぎない

既卒者の場合、まずは就活が第一です。インターンに時間を使い過ぎて、受ける企業数が少なくなると、内定をもらいにくくなってしまいます。もちろんインターンも大切な経験ですが、インターンに時間を使い過ぎないように気を付けましょう。

インターンはとても貴重な経験になるので、週に何日といった形で無理なく参加してみるのがいいですね。

4-3.安易な気持ちで参加しない

就活の大切な時期に安易な気持ちでインターンに参加するのは絶対にやめましょう。目的もなくインターンに参加するのなら就活に専念したほうがいいでしょう。

インターンに参加する場合は、目的や学びたい事などを明確にしてから参加しましょう。

4-4.必ず正社員に採用されるとは限らないことを念頭に置く

インターンに参加すれば正社員に採用されると思っている方もいらっしゃると思いますが、必ずしもそうではありません。インターンへの参加はあくまでもスキルアップなどをメインと考え、過度な期待はしないようにしましょう。

インターンの経験も準備次第で就活にプラスになるので、うまくスケジュール調整して頑張ってみましょう。

終わりに

今回は、既卒者のインターンについてご紹介しました。

既卒の方もインターンには参加できるので、この記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひ応募してみてくださいね。

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この記事を書いた人

東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、都銀での勤務を経験。
結婚後、福井県に移住し、現在はライティング・校正の仕事に従事。
これまで海外留学・インターン・企業研究・皇室関連記事の執筆や
企業HPなどの校正業務を経験。 「インターンバンク」の記事を通じて、
大学生の皆さんの職業選びのお手伝いができれば幸いです。

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