将来、起業を志している学生や、新しいビジネスの業界に興味のある学生の中にはベンチャー企業でのインターンを経験したいと考える人も多いのではないでしょうか。
今回はベンチャー企業でのインターンシップの探し方、業種、ベンチャー企業でインターンをすることのメリットとデメリットをご紹介させていただきます。
1.ベンチャー企業でのインターンシップの探し方
1-1. 企業のサイトから探す
気になっている企業がある場合はウェブサイトから直接インターン募集がないか確認してみましょう。インターン説明会がある場合もありますので、参加してみるとより詳しい内容を知ることができます。また、複数の企業の説明が受けられる合同説明会もあります。
1-2. 専門サイト、キャリアセンター
就職活動専門サイトや、学校のキャリアセンターにはインターン情報が多く集まっています。インターンや就職活動を総合的に支援してるので、求人以外にもインターンに関わる情報があります。積極的に活用しましょう。
1-3. 先輩や友人からの紹介してもらう
直接の知人が既に就職していたり、インターンシップをしている場合は紹介してもらう方法もあります。業務内容などに関しても詳しい話を聞くことができるメリットがあります。
そういった知り合いが思い浮かばない場合も「ベンチャー企業でインターンをしたいと考えている」と人に話しておくと、繋がりが見つかるかもしれません。
2.業種・業務内容
2-1. IT業界
ベンチャー企業が多い業界、1つ目はIT業界です。近年のIT業界の目覚ましい成長は誰もが知るところですが、ベンチャー企業が一番多い業界です。IT業界にも「インターネット・Web」「通信」「ソフトウェア」「ハードウェア」「情報処理サービス」など様々な業種があります。またそれぞれの社内でも「営業」「プログラマー」「webデザイナー」「webディレクター」など様々な職種があるので自身で興味のあるものを探しましょう。
2-2. 人材業界
ベンチャー企業が多い業界、2つ目は人材業界です。業務内容は人材紹介、派遣、求人広告、など。旧来からある業界で大企業も多くありますが、新しい働き方や自由なワークスタイルに合わせた提供する大企業が提供していないサービスを提供するベンチャーが多くあります。
2-3. 不動産業界
ベンチャー企業が多い業界、3つ目は不動産業界です。こちらも旧来からある業界ですが、不動産業界のベンチャー企業は新たな視点からビジネスを展開しています。このようにその他の業界にも固定観念にとらわれず、新しい方法で展開しているベンチャー企業があります。
3.ベンチャー企業インターンに参加する3つのメリット
3-1. 主体的に考える仕事ができる
ベンチャー企業では、社内のシステムも決まり切っていない場合が多く、
インターンでも決定権を持ち、自分の裁量で判断を任せられる場面が多くありました。
また成長中の企業は人材不足の場合も多く、社内の多くの仕事を経験できるチャンスがあります。
3-2. 人脈を得ることができる
会社の規模が大きくないベンチャー企業では、インターン生も経営者を始め様々な役職や立場の社員と話せる機会が多くありますので、起業家の方や自分の志す業界で実際に働く方の話を直接聞くことができました。大企業ではなかなか得られない人脈を得るチャンスがあります。
3-3. 自分の得手不得手を考えられる
小さな規模でいろいろな立場の社員と交流可能なベンチャー企業では、その実務経験や交流から業務への理解を深めることができました。与えられた業務以外にも、自ら希望すれば、多くの業務に触れることができます。そのことから、就職活動の際に希望する職種を見極める基準となり、希望した先でも経験からくる自信を持てるメリットがあります。
4. ベンチャー企業インターン参加のデメリット
4-1. 整った教育制度がない
ベンチャー企業は歴史が浅く、人数も少人数である傾向があります。
インターンを育てるノウハウも確立されていない場合が多く、自分でしっかりマネジメントできないと何も得れない結果になっていしまうかもしれません。
4-2. 責任が大きくなる
主体的な仕事を任せられるということは、その仕事の責任者となります。通常インターンではできない仕事をできるということはその分の責任が伴ってきます。
4-3. やりたい仕事だけできるわけではない
少人数でそれぞれの繋がりが近い分、手の回らない仕事を専門ではない社員で分担している場合もあります。インターンも希望業務以外を任される場合もあり得ると考えた方が良いでしょう。
終わりに
この度はベンチャー企業でのインターンについて解説しました。新しいビジネスを展開するベンチャー企業。そこでのインターンは旧来での企業では経験できないことも多くある可能性があります。