2021年12月19日に、いいオフィス浜松町にて、大学生向けの『無料ライティング講座』を開催しました。
当日は、講師としてスタジオライティングハイ代表取締役の岸智志様を講師としてお招きし、4名の参加者とともに、2時間にわたり講座を進めていただきました。今回はその様子をレポートさせていただきます。
1.ライティング講座の主旨の説明からスタート
冒頭は双方の自己紹介から。
- 大学2年生の方は「マーケティングの仕事したい」
- 大学1年生の方は「教員を目指している」
- 大学1年生の方は「出版社に入りたい」
など様々な将来像をお持ちの方が集う形となりました。
各自の自己紹介を経て、今日の目的の確認に進みます。
講座の主旨としては
- 「ライティングスキル」の基礎を習得し、インターン探しに役立ててほしい
- 当メディアへのコンテンツ提供に伴う『掲載実績』をつくってもらい、 インターンや就活に役立ててほしい
の2つ。まだまだ緊張感が漂う中、講義がスタートしました。
2.インターンバンクの説明
今回はインターンバンク内での記事作成のワークショップがプログラムに入っており、そもそも「インターンバンクってなに?」という説明を行わせていただきました。
- インターン知識や企業の情報の提供
- インターン機会の創出
- インターンに必要なスキルを提供
背景としては、新卒の方の7割が就職後3年以内に転職を考えるというネガティブな状況があります。インターンバンクとしては、「新卒1年目の仕事満足度を100%へ」というVISIONを掲げて、インターン生が中心となり、活動していると説明させていただきました。
3.文章を書く目的ってそもそも何?
小学生の頃、誰もが書いていた読書感想文を題材に挙げて、文章を各目的を議論。そもそも当時は特に目的はわからず書かされていたという印象だという意見が多数を占めました。大前提として、あまり考えたことがないという意見が多数でした。
ただ、ビジネスシーンになると明確な目的が出てくると岸さんが断言。それは、、、
伝えたいことを正しく伝えるため
であるとのこと。メール、LINEなど、昨今のツールでも同じことが言えるという説明でした。
では、どうすれば伝わる文章になるのか?
伝わりやすい表現にすることの大切さを順序立てて解説していただきながら、徐々に参加者の方からの活発な意見も出るようになりました。
特に岸さんが強調していたのは構成(話の順番)を立てる大切さ。要素の順番を入れ替えることや箇条書きで概要を書いてみる、など、具体的なテクニックを披露されていました。
「わざわざ構成を立てないでも文章は書けるのではないか?」と質問を受けましたが、構成を立てることで迷わずに済むことや、結局、最後まで書けないケースを打破することができる、と経験に基づく説明をしてもらいました。
4.起承転結って大切ですか?
学校で誰しもが言われたことがある「起承転結」の話に。主語、術後が対応している、伝わりやすい構成にする、など、その大切さは理解しているものの、ビジネスシーンではなかなか有効にならないという驚きの説明です。
起承転結とは違う書き方を体得する必要があり、以下の2点が大切ということでした。
- 結論や重要なことを先に書く
ネット上での記事を読むときの体験などを議論。特にネット主流の時代では、結論や要点が冒頭に出てこない文章はすぐに離脱につながるので読み手が知りたいことを先に書くのがポイントであるとのことでした。
- 全体の流れを作る
読者がスムースに理解できる流れを作るのが大切であり、読みながら疑問を抱かせない必要があるという説明にほとんどのかたが深くうなづいていました。
5.ワークショップ開催
後半の時間は、参加者それぞれに割り振らせていただいた記事内容の制作についてのワークショップでした。
- 掲載媒体:インターンバンク
- 読者層:インターンを検討する大学生
という想定で、各自がテーマに沿って、文章の構成から作る時間。ネットで検索しながら、文章を考える手法を画面を見ながら岸さんが解説し、参加者の方にチャレンジしていただきました。
終わりに
今回は、記念すべき第一回『無料ライティング講座』を開催させていただきました。
もしかすると、学生の方が考える良い文章とは異なる印象が強かったかもしれませんが、学びのある時間になったと思っています。
今回のワークショップを経て、参加された方の記事が近日中に公開される予定ですので、ご期待くださいあ!第二回の『無料ライティング講座』も近日中に詳細を発表いたします!